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それぞれが願う家族のかたち

【監督】シェーン・メドウス
【出演】ロバート・カーライル、リス・エヴァンス

私が本当に求めているのは何?
パパが欲しい!
ずっと家族でいたいんだ。
行くあてのない俺には、あいつしかいない。



故郷と妻子を捨てて、軽犯罪に手を染めるジミー(ロバート)。
故郷で、娘や義姉家族と暮すシャーリー(リス)。
彼女にプロポーズする優男の恋人デック。
大人三人と娘一人、それぞれが望む家族のかたちとは――。

いい加減で自分勝手なジミーは、テレビ番組でシャーリーが求婚されているのを見て、故郷へ舞い戻る。
しかも盗んだ金を抱えて。
彼は、元妻は自分のことをまだ愛していると疑わない?!
そして、「少し自分に言い聞かせるように」彼女に心から愛しているとのたまう。
こういう役を演じさせたら、イギリス映画ではロバート・カーライルがピカイチ!
大好きな俳優だ。相変わらず「f●●king」連発の役だが・・・・・。

ただ、これまで演じたキャラと多少違うのが、彼にとってはハッピーエンドにはならないこと。
でもこれも、当然と言やぁ当然。
それを自ら感じているように、少し寂しげな表情を垣間見せる。
(ちなみに、ロバート・カーライル&リス・エヴァンスは、イギリスの連続ドラマ『マクヴェス巡査』で最後は結ばれる男女を演じている!)
当然、シャーリーの心は揺れる揺れる!
優しい恋人と、ハードボイルドな元夫。
正反対のタイプの男からのアプローチにダダ揺れだ!
結局、ジミーを選んでしまう悲しい性。
一方、ワルで評判の元夫が現れ、弱虫デックはビビりながらも虚勢を張るのに精一杯。
挙句の果てには、トミーを追いかけるチンピラ仲間に彼を売り渡すという姑息な手段まで! 
ここまで来るとチト情けないが、デックの悲しみのドン底加減が伝わってくるなぁ。
彼の言動はやや痛々しいんだけど、シャーリーと娘のマーリーンを愛する気持ちは誰にも負けていないのだ。

だが、ジミーは昔と何も変わっていないことに気付くシャーリー。
ジミーのアプローチは愛情たっぷりでスウィーティだったのにね~。
あれは、本心でシャーリーを愛してるって言ってたよ。
ただ、ジミーには誠心誠意彼女を愛する気持ちの心構えがなかった。
いや、24時間、365日、何十年と愛情を維持できないんだろう・・・・・・。
なぜなら、公園でシャーリーにもう一度やり直そうと告げた時、マリーンと二人で出かけ、ぎこちなく話をする時、カーライル演じるジミーは本当に純粋で、優しく、甘く、家族を愛していたから。

それぞれが求める「家族のかたち」。
筋としては結構早くに読める展開で、何より地味なのだが、それまでのアプローチが上手いなぁ。笑いの分量も絶妙。
脇を固める俳優達も、イイ味出してます!
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2006.01.23 Comment:0 | TrackBack:0
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