上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--.--.--



映像によるドラッグトリップ!

【監督・脚本】ダーレン・アロノフスキー
【出演】エレン・バーティン、ジャレット・レト、ジェニファー・コネリー

恍惚、快楽、至福――。
恐怖、苛立ち、憎悪――、そして寂寞と孤独へ。



気持ちイイ、気持ち悪い、気持ちイイ、吐き気・・・・・・。
感情や感覚としての感想ではなく、肉体的にそうなる擬似トリップ映画。

繰り返し現れるドラッグの使用瞬間のシーン。
「紙」「白い粉」「点火」「泡ブク」「顕微鏡視点の血管逆流」「瞳孔の開閉」といった脳を直接刺激してくるような映像とカット割りのスピード感にやられる!
そして、トリップしたら見るであろう幻覚の数々。
画面でドラッグを使っている登場人物だけではなく、観ているこっちまでがまるでトリップような感覚なのだ!

さらに、エレン・バーティンとジェニファー・コネリーの老若女優が素晴らしい。
音楽も、ストーリーと相まってダークで陰鬱なんだけど、これがカッコいいんだ♪
大好きなテレビ番組に出演することになり(←騙されてる)、ダイエットを始める母・サラ(エレン)。
だが、医者に貰ったダイエットピルは、実はドラッグだった(息子いわく、よくあることらしい・・・・・・)。
孤独な一人暮らしの中、痩せてテレビに出て、死んだ夫や息子ハリー(ジャレット)のことを話すことだけを夢見続け、薬を飲み続ける。

一方、息子のハリーは、以前からドラッグ常用者。
売人になって金を稼ごうと走り回るが・・・・・・。
案の定というか、彼の恋人マリオン(ジャニファー)もクスリ漬け。
ドラッグを手に入れられなくなった彼女は、色狂いの元締めの家をドアをノックするところまで堕ちていく。

坂道を転げ落ちるようにクスリに溺れる親子。そして女。
「ドラッグってホントに怖い」確かにそう感じることは感じる。
クスリの恐ろしさを十分に感じさせる描写は多い。
けれど、そういうのを語りたい映画じゃないように思う。
鑑賞時の主な感情としては、冒頭のような擬似トリップ感だったから。
だから、それぞれの人物の「これでもか!」という悲惨すぎるラストを観ても、そんなに陰鬱にならないんだよな。

映像によるドラッグトリップの疑似体験。
そういう意味では十分堪能でき、そして面白い!
スポンサーサイト
2006.01.22 Comment:0 | TrackBack:0
Secret

TrackBackURL
→http://ravel.blog32.fc2.com/tb.php/49-ddaf3400
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。